8月に行われました日本禁煙学会の認定指導者試験に合格いたしました。
200人以上の受験者がいたと思われますが、合格者は55人、さらに専門指導者の合格は2人と、さらにハードルが高いものになりました。
スタッフ3人と私は、既に禁煙サポーターとして知識の修得を行っています。
能動喫煙をすることによって、さまざまな癌のリスクが高くなりますが、目に見える変化は
1. スモーカーズフェイスといって、実年齢より10歳以上も老化した容貌を呈するようになったりします。
2. 歯周疾患の発症、進行、口臭、歯肉メラニン色素沈着などの大きな因子となります。
今回は、スモーカーズフェイスについてお話しします。
若くてみずみずしい張りのある肌は、喫煙によって顔面皮膚の毛細血管と動脈の血流が低下し、肌の張りを保つコラーゲンの生成や皮膚の新陳代謝を阻害して、肌の老化が促進され、シミ、しわ、くすみが目立つようになります。
原因として以下の点が指摘されます。
・ニコチンの血管収縮作用により、肌の血行が阻害される。
・タールによる黒ずみが起こる。
・ビタミンCが破壊され、メラニン色素生成抑制機構が崩壊する。
・活性酸素の増加により、肌の張りを保つコラーゲンの破壊、エラスチンの異常構築など、紫外線による老化と似た変化が起きる。
・煙の刺激やニコチン依存の精神症状によるしかめ面。
・乾燥を招く。
・毛穴が黒ずむ。
・にきびの悪化を招く。
・肌のキメが粗くなる。
しかし全く元の状態には回復しませんので、それを手助けする方法として、体の中に入った有害ミネラルを除去するサプリやEDTA といった点滴、そしてはりがなく、しわがふかくなったたるんだお顔にヒアルロン酸やボットクス注射を是非お勧めします。