最近、ほっぺたのたるみが気になってきた。肌荒れが気になる。ほうれい線が深くなってきた。口唇が薄くなってきた…
こんな悩みがあると早速、美容皮膚科を検索し始めると思います。
あるいは早速、美容皮膚科に駆けつける方も。
実は皮膚の表情は頭蓋骨の核である、お口の中の噛み合わせや、バランスが重要なキーを握っているのです。
例えば次の①~⑩のような場合、お口の中が関係していることがあります。
①エラがはっている
親知らずが強く当たっている奥歯の角だけ強く噛んでいる。
このような場合、咬筋が発達しエラがはります。
この場合は噛み合わせを調整し、奥歯のあたりを均等にします。また、親知らずが干渉している場合は親知らずを抜くこともあります。この処置をすることによって頬はある程度シェイプされますのでその上でお顔の咬筋にボトックス治療を行うとより効果的です。
②口唇がうすい
天然の歯の場合は年齢が40歳以上になると歯がすれて噛み合わせが低くなってきます。
その他に抜けた歯があったり、古い義歯がすり減ってきていると口唇が内側に入り込み薄くなります。
この場合は、義歯を適正な高さにしたりすり減っている歯にしっかり被せ物をして適正な噛み合わせを構築します。これだけでも口唇は以前よりふっくらしてきます。それから口唇にヒアルロン酸を入れるとさらに綺麗な唇がキープされ蘇ります。
③たるみが気になる
やはり40歳以上の場合は、自然現象ですがほっぺたがたるんできます。
奥歯の力が弱い場合や、噛み合わせが低くなるとたるみが生じてきます。
しっかり噛めるように歯のバランスを整えてあげると表情を作る表情筋も機能し、たるんだ筋肉も引き上げられ、たるみの改善につながります。
しかし完全には解決しませんの、この歯科処置を行った上で、糸を使用したスレットリフト、脂肪溶解注射、ヒアルロン酸、ボトックス治療を1人1人に合わせて施術します。気を付けなければいけないのは、たるんでいるからといって脂肪溶解注射をすると脂肪が取れ逆にしわ、たるみの原因になります。リップリフトやボトックス治療と組み合わせるなどして施術します。
④~⑩は来月以降に掲載します。
是非お楽しみに!!