アメリカで大人気の最新美容‼ 2016.10.18
びっくりしますよね、ファントームみたいなマスク。
では、これはいったい何なのでしょうか。
発光ダイオード(LED)治療といって、Light(光)Emitting(放つ)Diorde(ダイオード)の略で、この光を当てることによって皮膚の細胞が活性化され、肌本来の自然な改善、回復ができる最先端のトリートメントなのです。
リジュビネーション(若返り)を中心に様々なはだのトラブルに適応した波長の光を浸透させていきます。
◆青の光(415nm)+赤外(830nm)
◆赤の光(630nm)+赤外(830nm)
◆赤外(830nm)
このような3種類の光をミックスすることによって、創傷治癒、ニキビ、コラーゲンの増殖、美白効果、乾燥肌、脂性肌の改善、アンチエイジング効果が期待できます。
◆治療時間は1回15~20分程度
◆ダウンタイムはありませんので、そのままメイクしてお帰りになれます。
◆痛みは全くない優しい治療です。
◆暗色肌、敏感肌などあらゆる肌のタイプの方に安心してご使用いただけます。
◆ほかの光線よりも安価です。
◆眩しさを感じることがありますが、眼窩周囲のしわの処置用として承認を得ているので、安心です。
理学的な利点
◆フォトモジュレーションが体のメカニズムを細胞レベルで刺激します。
◆レーザー治療やIPL療法とは違い、熱を発生せず、副作用がありません。
◆非侵襲性で非切除性の安全な処置。
◆皮下組織の損傷はありません。
◆BOTOX、IPL治療、レーザーリサーフェシング、目瞼形成などの美容整形などの既存の肌の若返り術との適合性があります。
クリニックでは、診療の間の待ち時間を利用して、この光治療をお勧めしています。
お顔が温泉に入ったような、あたたかい感覚になり、心が落ち着き、リラックスしてもらえます。
ぜひ、Ala Beam(アラビーム)LEDマスクお願いします、とお声かけくださいね。
お部屋が空いていましたらすぐご案内いたします。
気象の変化が大きいと1~2日後に歯周炎悪化 2016.9.16
台風の季節になりましたね。
学術用語で、『気圧性歯痛』『航空性歯痛』と呼ばれいていますが、台風、飛行機、登山などで歯に痛みが出ることはうっすらご存知だと思います。
歯のエナメル質内部には、歯髄(神経)のはいっている空洞があり(歯髄腔)、外気圧が低下するとその差で、内側から圧力がかかり痛みがおこることがあります。
放置された虫歯の空洞はなおさら激しく痛みます。
気圧が低くなれば、歯髄腔の中の気圧が高くなってしまいますので膨張しようとします。
逆に気圧が高いのは、水の中、ダイビングの時です。この気圧の高いときは歯腔の中は圧縮されます。
このように大気圧の変化で歯髄の中の圧力も変化しますので痛みを誘発してしまいます。
それから最近のデータで歯髄の痛みだけでなく
気圧・気温・風速の3つが慢性歯周炎の急性憎悪に関わっていることが判明しました。
具体的には、
・気圧の毎時減少変化の最大値が大きい日の2日後
・気温の毎時増加変化の最大値が大きい日の翌日
慢性歯周炎の症状が悪化した人が多く、
・短時間で気圧が急激に低下する台風
・爆弾低気圧などが通過した後
・急激に温度が上昇して真夏日になった日の後 には
慢性歯周炎の症状が急性憎悪するおそれがあります。
メカニズムを推察すると、気圧と気温の変化は交感神経を刺激して、末梢血管の血流障害をもたらし、痛みや腫れを引き起こすことが考えられます。また、気圧の変化はホルモン環境に影響を与えることが判明していて、その中でも特にアドレナリンは歯周炎関連細菌の増殖に関係することが分かっています。
さらに、気温は炎症に関わるサイトカインIL-6の発現に関与していると言われていて、急激に温度が上昇するとIL-6の分泌が促され痛みや腫れなどの炎症を引き起こします。
歯周病は、40歳以上の日本人の約8割が罹患している疾病で歯の喪失原因の約4割を占めています。
こうした観点からみて、天候による発生を事前に予測し治療していきたいものですね。
このように、気圧などの気象の変化は歯髄炎だけでなく歯周炎も誘発してしまいます。体の中で、特にお顔・お口の中はとても敏感なところです。ちょっとの環境の変化で思った以上に重大な影響を歯に与えることもありすので、普段からの定期検診をお勧めいたします。とはいっても、クリニックの患者様は、2か月後の検診をとっていくのでえらいと思います。
ハーバード大学歯学部 世界水準の為の研修 2016.8.11
エビデンスに基づいたより質の高い歯科医療を患者様に提供したく、Havard school of Dental Medicine(HDSM)にて、‟日本の歯科医療の将来の為の先進歯科医療への包括的アプローチ“という事で、成功するための歯の根の治療から、コンピューターを使った新しい義歯、最新のホワイトニング、3Dを使った矯正治療からインプラント治療に至るまで幅広く学んで参りました。
朝も早く、8時からの講義・ハンズオン・Case Discuttionを通して日々の臨床をワンランクアップさせるものとなりました。
すでにクリニックで行っている、Invisaligh、スーパーホワイトニング)などの内容もありましたが、新たに患者様が自宅で行えるパワーホワイトニング、CADCAMコンピューターによる義歯は、早速取り入れようと思います。
その他、ピンクインプラントによる軟組織審美治療や、Bitewing CTスキャンによる画像診断、ICDAS う歯検出基準、最先端の審美歯科技工からアメリカにおける歯科ビジネスの話まで、盛りだくさんの内容でした。
このように時おり、海外の大学で学ぶことは当クリニックが世界水準であるという安心感にもなり、質の高い治療を希望される患者様においてもより安心して来院していただける環境となる事と思います。
◆講義・実習
◆ハーバード大学歯学部の病棟・準教授 永井先生と
◆修了書授与&夕食会
◆今回受講した先生方と
歯科東洋医学って その1 2016.7.13
歯科領域で東洋医学を取りれていることはまだあまり知られていませんよね。
漢方を処方することもできますし、歯科医でも歯の治療が目的であれば鍼を刺すこともできます。
◆東洋医学とは
東洋起源の伝統医学を指します。
現在、日本の伝統医学界では、
●古典医学書に基づく薬物療法
●漢方医学と経穴など鍼や灸で刺激する物理療法
鍼灸医学の両者を合わせて東洋医学と呼んでいるようです。
◆総合医療(integrative Medicine)の中の東洋医学の位置づけ
お口の中は内臓の前端露出部です。
特に舌には、大事な情報がいっぱい。
今回は、舌についてのお話と舌の症状に合わせた漢方薬についてお話いたします。
まずは舌診とは
東洋医学の診察のうちのひとつで舌の状態を見ることでその時の体調を知ることができます。
ポイントは、舌の色、形、苔です。
朝起きた時など、毎日同じ時間やタイミングで見る習慣をつけると日々の体調を比較しやすいので実行してみて下さい。
理想の舌の状態は?
ピンクもしくは、淡い赤でツヤがあって白い苔が表面にうっすらついています。
形は唇の幅よりやや小さいということです。
①の舌は瘀血といって、
舌の淵が紫色になって、舌の裏側の舌下動脈が怒張している状態です。
私自身も、時々こんな風になります。
これは肌荒れ・しみ・艶がないサメ肌・色素沈着・口の乾き・眼の周囲のクマ・月経不順・生理痛・更年期障害・腹部膨満感・不安・不眠・健忘・肩こり・頭痛などの症状が出ます。
『 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 』がいいとされています。
残念ながら、まだこちらは保険で処方することができません。
歯科の保険で処方できるのは以下の7つの薬です。
口内炎:半夏瀉心湯、黄連湯、茵陳蒿湯
口腔乾燥症:白虎加人参湯、五苓散
歯痛:立効散
歯周炎:排膿散乃湯
先日、日本歯科東洋医学界会の講習会に参加して参りました。
理事の河野先生です。漢方と現代医学をマッチさせた歯科診療はこれから需要が増えてくると思われます。
次回も、続けて歯科東洋医学についてご説明いたします。
ホワイトニングで虫歯予防ができるんです!! 2016.6.10
日本アンチエイジング歯科学会、第11回福岡学術大会が開催されました。
朝5時起きしてANAで福岡空港へ。
学会は博多の新しくできた電気ビル共創館で行われました。全国から学会の会員、認定医の先生方がはるばるいらっしゃって、大会の規模の大きさがうかがえました。
大会長は福岡で開業されています荒木房枝先生、実行委員長は古屋敷有子先生、事務局長は友枝亮先生です。
3人の先生方は前回の大阪大会の白衣ファッションショーに出演した際に一緒でしたので、まだ1度しかお目にかかっていないのに、以前から知り合いだった感覚です。
学会の松尾会長がたくさんの先生方と引きあわせてくださるのも、この大会ならではです。
プログラムは予防、歯周病、咀嚼と咬合、抗加齢医学、水素医学、ホワイトニング、口元と体幹と多岐にわたり、企業展示もいつもながら充実していました。新しい情報を得るため、スタッフ向けの本も買って、クオリティーの高い施術に仕上げていきたいと思います。
それぞれの講演は、先生方が研究・実践した知識、技術、経験を紹介してくださり、特に私がスタッフ向けにおみやげに持ち帰った知識は“ホワイトニングの新しい情報”です。
日本で認められているホワイトニングはオフィス3種、ホーム4種です。患者様がセルフサービスで行えるものもありますが、白くするための濃度が低くあまり白くならないと思います。
そこで、当クリニックではハーバード大学で現在使用しているものを取り扱っております。セレクトし、輸入することで、オリジナリティーのホワイトニングに仕上げております。
最近このホワイトニングをすることで、“う蝕が少なくなる”という発表がありました。
歯にダメージを与えるのでは?と思っている患者様がいらっしゃると思いますが、ホワイトニング剤の成分は歯の中の着色物だけに反応しますので安心です。
ホワイトニング剤のフリーラジカルが殺菌作用になり、当クリニックで施術後に行っている中性フッ素を塗布することによって再石灰化が高まります。
『2004年、日本大学松戸歯学部の研究によりますと、フッ素は歯質の強化ができるため虫歯予防になることは広く知られておりますが、ホワイトニング後にフッ化物(フッ素)を作用させると通常状態よりもフッ素をより取り込みやすいことが判明しました。
ホワイトニング前のエナメル質に比べ耐酸性が向上することが確認されました。
2009年、神奈川歯科大の研究で35%過酸化水素を作用させた歯では、作用させない歯よりフッ化物を作用させなくても唾液中の無機質により、安定した石灰化が起こることが確認され、
2011年には昭和大学歯学部の研究により、35%過酸化水素を作用させた歯の方が通常の歯よりエナメル質での再石灰化が高まることが判明しました。』
このように、ホワイトニングって歯を強化し、う蝕を予防できるんです。
是非、ホワイトニングをしてみてはいかがでしょうか。
【アンチエイジング歯科学会の様子です♪】
左:学会が始まるまえに松尾会長と菅井先生と。
【懇親会です♪】
右:懇親会でポリデントのCMで有名な若林先生と。
【ブースでの様子です♪】
各ブースでは、ピーロートジャパンのワインのブースもあります。
ワインは、アンチエイジングにもいいんですよ!