その日のうちに白い歯が入ります!! しかも低価格 2014.03.01
即日完了できるハイブリットセラミック(ダイレクトクラウン)を導入しています。
これは講習をしっかり受け、認定された歯科医師だけが導入し患者様に提供できるシステムです。この3Mダイレクトクラウンは、発売されたばかりですが、他社も続々と開発していくことと思います。2014年ブレイク間違いなしです。
従来は患者様の歯型をとった後、技工所にそれを渡し、加工して納品という流れで数日から数週間という期間を要していました。それが、1日という短期間で歯冠を完成することが可能になりました。
そのシステムとは、柔らかい素材の既成のクラウンをお口の中で直接合わせて、光照射により固めて成型します。オーダーメイドでないように思われますが、直接患者様の歯の形に作りこんでいきますので、オーダーメイドと同じだと思います。
フィット状態もマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)でチェックしますが、問題ありません。
素材としましては、歯科用硬質レジン(メタクリレート、無機質フィラー)を用いて金属フリーのため金属アレルギーなどの心配のある患者様にも気軽に提供できます。
日本の患者様のお口の中から、銀歯を無くすのに、貢献できる素材だと思います。
☆他院で神経をとらなければ! と言われた患者様に朗報です。☆ 2014.02.10
歯髄を守る、歯を守る 神経を保護する新発想の薬剤を導入いたしました。
“MTA系 覆髄剤 セラカルLC“です。
まず歯髄は、歯の中の最も内側にある神経や血管がある部分で、歯に加わる様々な刺激を感知して虫歯などから歯を守る機能があります。
歯髄は、感覚機能だけでなく防御壁となる第二象牙質(デンティンブリッチ)の形成や虫歯菌に抵抗する免疫細胞などの防御機能があります。
歯を失う原因には、歯周病や虫歯、外傷などもありますが、多くは、歯根の破折であり、その次に歯の根の病気(根先病巣・根尖性歯周炎)です。
ちょっと難しくなりましたが、どちらも神経のない歯ですから、神経がある事が、どれだけ重要かがわかりますね。
歯を失わない為には、歯髄を守る事が大切です。
今まで、神経をとってしまうことが多かった治療も 日本で手に入るようになったこのセラカルLCで、神経を保存することが、可能になりました。
これからは”美容歯科”です 2014.01.08
明けましておめでとうございます。
今年も皆様が健康で幸多き一年となりますように
ヒアルロン酸、ボトックス治療、リップエステなど歯科分野も幅広くなってきました。
そこで、当クリニックでも美肌再生医療、ダーマペンを取り扱い始めました。
お口周りの張りや、シワ、小じわなどでお悩みの患者様が増えてきています。
◆ ダーマペンとは
微細な針で肌に高密度に穴を開けてその修復過程で肌を再生し、コラーゲンを増やし直接真皮にヒアルロン酸や成長因子を導入できるため、より短時間で治療効果を引き出すことができます。
ダーマペンは11本のマイクロ針を用いてお肌に対して垂直に穴を開ける医療器具(アメリアFDA承認)で従来の器具に比べて表皮への襲撃が少なく、痛みも軽減でき、より安全に肌の改善を図ることができる器具になります。
機械が振動して穴を開ける深さを0.25mm単位で調節しながら治療することが可能になり針が極細なためお肌の傷が小さく、従来の他の治療に比べると回復がとても早いのが特徴です。
繰り返し行うことで、高い評価が得られます。
座瘡瘢痕の改善(4週間ごとに5回の診療)
◆ ダーマペンによってFGF(線維芽細胞増殖因子)を入れる最新治療法とは
肌老化の原因である老化や死滅してしまった線維芽細胞増殖因子をFGFで再生、増殖させ、皮膚組織を再生させお肌を若返らせる最先端美容療法。
人体で作られるたんぱく質の一種である線維芽細胞増殖因子(FGF)は線維芽細胞そのものを増殖させ、コラーゲンやエラスチンの生成を活発に繰り返し、若返りを促進します。
注入直後 2週間=1か月 半年~1年以降
FGF(Fibroblast growth factors):線維芽細胞増殖因子には、血管新生の促進・コラーゲンやエラスチンなどの弾性線維や表皮細胞の増殖作用がありシワや凹みに注入することで、線維芽細胞を増殖させ皮膚の再生を行うことができます。
また、FGFだけでなく患者様それぞれのお悩みに対して、ヒアルロン酸やビタミン、プラセンタなどを含んだ製剤をお作りし塗ることもできます。
◆適応
・肌の張り、リフティング、若返り
・しわ、こじわの改善
・クレーター状になったニキビの痕
・毛穴の開いたお肌
以上のような症状に効果的です。
このように皮膚科でしか受けられなかった治療が歯科でもできるようになりました。
お口の中もお口周りも美しくしていきましょう。
国際インプラント学会 In 台湾 2013.12.01
11月22日~24日、国際インプラント学会(ICOI)アジアパシフィックが台湾で開催されました。台北医科大学が会場となり、台湾、日本、韓国、シンガポールなど、アジア各地からインプラントロジストが集まりました。
一日目は、認定医のための講義です。朝から夕方までびっちり学びます。
二日目は、大会です。世界中からインプラントの専門医の先生方の発表がありましたが、日本より遅れている部分もありました。審美的な面など日本は、レベルが上がってきていますね。
学会での業者展示ブースでは、日本でまだ認可されていないものがほとんどですが、個人で仕入れるのは大丈夫です。面白いものがたくさんありました。
今回、認定された先生方をお祝いしたガラパーティーに出席しました。私も オーランドで認定されたので、その時を思い出して感慨深いものがありました。
今回は、初めてお会いする先生方が私のテーブルに挨拶にきてくださって、私はほとんど座りっぱなしでした。素晴らしい先生方が周りにいるので、お仕事の良い刺激になりました。
タバコと歯周病 2013.11.01
前回はタバコを吸うことによって、お顔の表情など見た目が老けてしまう事をお話ししました。
今回は、タバコは歯周病の発症、進行に重大な因子であるということをお話しいたします。
タバコと関連のあるお口の中の病気として
1. 口腔粘膜
メラニン色素沈着、白板症、口腔癌、口内炎、扁平紅式苔癬、カンジダ症
2. 歯
タバコ色素沈着、歯石沈着、根面のムシ歯
3. 舌
舌炎、黒毛舌、味覚の減退
4. 口唇
角化症、口唇症、口唇癌
5. その他
口臭、唾液性状の変化
6. 歯周組織
歯周病、急性壊死性潰瘍性歯周病
この 6. の歯周病は、プラーク中に存在する最近の産生物質により歯茎の骨に炎症が起きて歯を支える歯槽骨が吸収され、歯を維持できなくなって、ぐらぐらしてしまう疾病です。
タバコによって歯周病にかかる危険は1日10本以上喫煙すると5.4倍に。10年以上吸っていると4.3倍に上昇し、また重症化しやすくなります
タバコの煙に含まれる「一酸化炭素」は組織への酸素供給を妨げますし「ニコチン」は一種の神経毒で、血管を縮ませるので酸欠、栄養不足状態になります。ニコチンは体を守る免疫の機能も狂わせますので病気に対する抵抗力が落ちたり、アレルギーが出やすくなります。
また「ヤニ」と いう形で歯の表面に残っているので、歯がざらざらしてバイ菌が張り付きやすくなるのはもちろん、いつまでもお口の中や歯肉にニコチンが染み出し続けることになるのです。
また歯周疾患細菌が多く定着し、歯周病変がさらに進行します。免疫 落ちてしまいます。
特にインプラントなどに関しては、一つの外科手術であることから、喫煙により歯周組織の毛細血管が収縮し血行不良となり、創傷治癒が遅れたり、インプラントと骨の結合に支障をきたすこともあります。また、白血球の機能が低下するために、炎症も起きやすくなります。
でも安心してください。
禁煙する事で歯周病のリスクが低下します。歯周病のかかりやすさは4倍も減ります。
手術後の治療経過も禁煙者は非喫煙者とほとんど差がなくなります。